Back gif
>>2日目へ
>>2012年の富士登山

 7月24日(日)~25日(月)に富士登山をしてきた。
一般人が登山出来る夏山シーズンは、毎年7月1日の山開きから8月下旬のお山閉いまでの約2ヶ月。富士山に点在する山小屋や売店・トイレも多くはこの時期に営業し、登山口となる五合目までの登山バスも運転本数の多いシーズン運行となっている。
 7月1日山開きと言っても毎年20日頃までは梅雨の最中で、富士山も悪天候となることが多い。登山のベストシーズンは天候の安定している梅雨明け2~3週間後と言われているので、梅雨が明けた7月10日から一週間後の海の日7月18日(月/祝)~19日(火)に的を絞り計画した。
 が・・・、台風6号接近!! 予報では19日~21日頃「上陸 or 最接近」だけど、17日時点で「ウィンドプロファイラ(上空の風)」が河口湖上空3000mで15m/sを超え、さらに強風になることが予想されるため延期とした。18日に山頂まで登った人のブログを拝読すると、景色は見えず終始「強風と雨だった」と言うので延期は正解だった。

■どこから登るか
 富士山頂へは山梨県側から1ルート、静岡県側から3ルート合計4ルートの登山口があり、車両の乗り入れられる「五合目」もしくは「新五合目」は登山口によってかなりの高度差がある。

●吉田口登山口(富士スバルライン口 ← 2009年までは河口湖口と言っていた)
 山梨県富士吉田市内の北口本宮富士浅間神社から山頂に向かう登山口で、六合目の「安全指導センター」付近で富士スバルライン五合目からの登山道と合流する。
  スバルライン五合目へは新宿からの直通高速バスや河口湖駅からの登山バス、また旅行会社のツアーバスが発着しているため人気が高く、富士登山者の何と6割がスバルライン五合目-吉田口から登山している。そのため、山小屋・売店・トイレがほかの登山道に比べて遙かに多く、これがより登山者を集めている。
 さらに八合目では須走口登山口と合流することもあり、登山道・山小屋ともに週末・連休・お盆などは大変混雑する。
 旅行会社各社の「富士登山ツアー」も吉田口利用が多く、下山後に河口湖畔の温泉で昼食を食べひとっ風呂浴びて帰るコースを目にする。
 7月下旬に開催される 富士登山競争 は、富士吉田市内から吉田口登山道を登り、五合目 もしくは 頂上 まで争う。
富士登山の画像

●須走口登山口
 静岡県御殿場市内からふじあざみラインを登ったところにあるのが須走口新五合目(静岡県駿東郡小山町)。
  須走口の特徴は、六合目付近まで樹林帯があり、ほかの登山口とは異なった趣がある。また、富士山東面を登るため、六合目以上なら登山道のどこからでも ご来光 が拝める。
八合目で吉田口からの登山道と合流する。
 
●御殿場口登山口
 ここはもともと二合二勺だったところを無理矢理「新五合目」としたので標高が低く、ほかの登山口に比べ頂上までの標高差が大きく 歩行距離が長い。そのため登山者が少なく混雑時にもゆっくりと登れるが、三合目から七合目まで(約3時間)山小屋・トイレがなく、非常時対応も難しい。
健脚・ベテラン向きと紹介するガイドブックも多い。下山には良いかも。
 富士登山駅伝 が行われるのはこの登山口だ。

●富士宮口登山口
 富士山スカイラインの終点「富士宮口新五合目」は標高2,400mで五合目の中でも一番高いところにあり、御殿場口新五合目とは 950mもの差がある。JR富士駅・新富士駅・三島駅からの登山バスがあるので、東海・関西方面からの登山者が多い。三島駅からの登山バスを使えば、関東方面からのアクセスも良い。
  平成20年に皇太子殿下が登山されたときは、富士宮口から宝永火口を通り御殿場口6合目に抜けるコースを取られ、いまでは プリンスルート として人気があるようだ。

各登山口五合目の位置とアクセス
登山口標高(m)登山
時間
下山
時間
登山者数
割合
登山バス高速バス
吉田口
スバルライン五合目
2,3056:30
4:00
184,320
57.5%
河口湖駅新宿駅西口直通
(河口湖駅行き)横浜駅・
 大宮駅・関西など
須走口新五合目1,9707:00
3:40
48,196
15%
御殿場駅
新松田駅
(御殿場駅乗り換え)
 東京駅・新宿駅
御殿場口新五合目1,4408:15
4:30
9,845
3%
御殿場駅
富士宮口新五合目2,3905:45
3:50
78,614
24.5%
富士駅
新富士駅
富士宮駅
三島駅
(富士宮駅乗り換え)
 東京駅
(三島駅乗り換え)
 新宿駅
★登山者割合は、環境省が登山道の8合目に設置した赤外線センサーの値から算出
  計測期間は、平成22年7月1日~8月31日
★登山バスは、登山期間のみ運行
☆高速バスは、ほぼ通年運行
●登山口はほかに、精進口、須山口などもあるが省略

■登山口を選ぶ
 東京在住者としては、新宿西口発着のスバルライン五合目直通バス(京王バス・富士急行バス)を使えば乗り換えもなく費用も安いのだが、高速1,000円は終わったとは言え中央高速の週末渋滞は激しく、登山者のブログを拝読すると、休日では新宿~スバルライン五合目が「所定2時間20分のところ4時間以上かかった」とあり、夏休みの日曜日なのでやはり心配だ。
 鉄道利用だと、新宿~高尾~大月~河口湖~スバルライン五合目 と乗り換えが多く、「もしかして座れなかったら」など、余計な心配がつきまとう。  ではスバルライン口以外は・・・。御殿場口は歩行距離が長すぎるし、登山標高差の小さい富士宮口は鉄道・バスのアクセスがイマイチだ。

 となると、残るのは須走口。須走口ならば中央高速道の渋滞とも無縁で、比較的空いている新松田~須走口新五合目の登山バスを使い、 新宿駅~[小田急電鉄]~新松田駅~[登山バス]~須走口五合目 のルートなら指定券の心配も要らないし、小田急線の新宿~新松田間も急行がほぼ10分間隔で運転されているので、出発時間も自由がきく。
 下山も須走口を利用すれば登山バスの往復割引が使え、高速バスよりも安くなるのだが、登山と同じルートでは面白くないので、帰りは吉田口を下り、スバルライン五合目から高速バスで新宿まで戻ることにした。夏休み中とは言え平日ならそれほど渋滞はしないだろうし、渋滞したとしても車中で寝ていれば良いと考え五合目発14時の便を予約した。

このページのTopへ

 

■行 程
 富士登山の行程はいろいろと考えられるが、4方法が多く利用されている様である

昼行日帰り
 早朝 五合目発~昼頃 山頂着 - 昼過ぎ 山頂発~夕方 五合目着
 早朝に五合目に着いていなければならないので自家用車が必要。
 鉄道利用の人もいるけどそんなにスピード登山は出来ない

夜行日帰り
 夜 五合目発~深夜or早朝 山頂着 -ご来光- 朝 山頂発~午前 五合目着
 深夜帯に歩くので眠い・寒い・景色が見えない 転んでケガしそう!!

山小屋一泊 山頂ご来光
 昼前 五合目発~夕方 八合目付近山小屋着 -仮眠- 深夜 山小屋発~早朝 頂上着-ご来光
 午前 山頂発~昼頃 五合目着
 夕方に山小屋へ到着し休憩、深夜(23時頃~午前2時頃)に山小屋を出発、山頂でご来光を拝む行程で、登山ツアーの多くがこの行程を組んでいるために、深夜の登山道が渋滞をする。

山小屋一泊 山小屋ご来光
 昼前 五合目発~夕方 八合目付近山小屋着 -仮眠- 山小屋でご来光 ~早朝 山小屋発~
 朝 山頂着-お鉢めぐり- 昼前 山頂発~午後 五合目着

 夕方に山小屋へ到着し宿泊、早朝 山小屋 もしくは 山小屋近くでご来光を拝み山頂を目指す。
 登山道の渋滞回避、体力を考えこの行程で行くことにした。

 

~ でもって、行程を組んでみた ~

 意外と多くの登山者が利用するのが2番目の「真夜中登山」。これだと山小屋の宿泊料金もかからず、仕事を早めに切り上げ出掛ければ、余計な休暇を取らなくても行って来ることが出来る。しかし、真夜中にヘッドライトの明かりだけを頼りに登るのももったいない。景色を見ながら、また写真を撮りながらゆっくりと登りたいモノだ。
そこで、四番目の 山小屋一泊 山小屋ご来光 を基本として、次の様な予定を組んでみた。
1日目(日の入 19時00分)
新 宿小田急電鉄
急行 小田原行
新松田登山バス
富士急湘南バス
須走口五合目登 山本八合目
富士山ホテル
07:4809:12/09:3011:00/12:0017:00
2日目(日の出 04時44分)
富士山
ホテル
登山十合目お鉢めぐり剣が峰お鉢めぐり十合目下山スバルライン
五合目
バス新 宿
04:0007:00/07:3008:3009:30/10:0013:30/14:0016:30

■高度順化って何だ
 富士登山では、山頂まで往復の体力が心配であるが、もう一つ忘れてならないのが高山病だ。
高山病は体内の酸素不足が原因のひとつで、初期の症状として心拍数上昇、呼吸数の増加があり、高度を上げるに従って頭痛や眠気、嘔吐があり、さらに重くなると脳水腫や肺水腫、一時的失明などから死に至ることもある。
 御殿場口以外の五合目はすでに標高2,000m前後で空気も薄く、車から降りた途端に高山病の症状を訴える人も居て、たとえその場で発症しなくても登山中に体調不良が現れることもあり得る。対策としては、五合目に着いてすぐに登り始めないで、1~2時間そこに留まって体を高度に慣らすことが必要だ。 そんなわけで、新五合目に着いてから食事、トイレ、散歩で1時間ほどプラプラすることにした。
 また、登山中は十分な水分補給、大きな呼吸を心がけることも高山病回避に良いらしいのでこまめに実行することにする。
このページのTopへ

リンク  富士山って活火山だよ


~ 1 日 目 ~
2011年7月24日(

いざ出発
 自宅を6時40分出発。大江戸線蔵前駅から都庁前行に乗り新宿西口駅まで。さらに小田急線 新宿駅 7時18分発の 急行 小田原行(急行と言っても普通の通勤電車) に乗ると新松田駅には8時43分に着いた。念のためと思い家を早く出たこともあるが、乗り継ぎも上手く行きすぎ、早く着きすぎた。バスは9時30分発だよ。 富士登山の画像

 すぐに駅前のバス切符売り場に走り須走口新五合目までの切符を購入。「往復ですか?」と聞かれたけど「片道です」と二千円を支払い。往復だと三千円、すごい割引率だな
 バスは発車10分前の9時20分頃に来て乗客を乗せ、定時の9時30分に発車。乗客は11名。駅前通りを経て246(国道246号線)に入り一路御殿場方面へ。休日のためかトラックが少なく順調に走り、県道151号線から渋滞もなくふじあざみラインへ入った。
富士登山の画像
 この日はふじあざみラインのマイカー規制日で、バス以外の車は麓の専用駐車場に止めて、シャトルバスで五合目まで行く仕組みだ。規制日以外は、五合目駐車場に駐車出来ない車が四合目付近から路肩に縦列駐車をする。この路駐は違法駐車ではなく、駐車場が満杯なので道路管理の係員によって誘導されたもので、運が良ければ駐車場に止められるし、運が悪いと五合目から4キロ以上離れたところに止めなくてはならず、富士登山の前に道路登山を強いられる。
 混雑時にはスバルライン五合目も富士宮口新五合目も同じ形態を取るので、マイカーで行く場合は五合目到着時間も考慮しないとならないし、マイカー規制期間もあるので注意が必要だ。

 ふじあざみラインに入った頃から霧が出て視界が効かなくなったがバスは順調に走り、10時50分に新五合目に到着した。「さあ、登ろう!」と行きたいところだけど、高山病のところでも述べたとおり高度順応のため1時間あまり五合目付近に留まることにした。
 ブラブラしながら駐車場のすぐ上にある山小屋 東富士山荘 や隣の 扇屋をのぞくと店先には金剛杖が置かれている。これは八角形の木製杖で、登山道沿いにある山小屋で焼印を押せる様になっている。(もちろん有料)
私は1年ほど前に購入した CAPTAIN STAG の「伸縮ステッキ」を持参した。これは1,800円と激安だけど、結構頑丈に出来ている。
富士登山の画像

登山

新五合目~新六合目(標高差 450m コースタイム 1時間30分)
 霧が小雨になり、レインウエアを取り出し、少し早いが11時30分に山小屋前を出発した。5分程歩いたところの古御嶽神社(*) で登山の安全を祈願して参拝。
*御祭神 木花開耶姫(コノハナノサクヤビメ) ご神木は桜

 各区間に記載したコースタイムは、ガイドブック数冊を参考に算出したもので、休憩時間は含めていない。

富士登山の画像
 須走口の特徴は、六合目辺りまでは針葉樹の原生林を歩く登山道で、富士登山とは思えないさわやかな道を登っていく。夜中にヘッドランプ頼りに登る人もいるけど怖くないのかな。ヘビやクマなどは生息していないので安全だとは言われているけど、ネコが跳びだしてもビックリして躓きそうだけど !!
 途中給水休憩を一回取りながらも、予定より早く12時35分新六合目(標高 2420m) 長田山荘(しゃくなげ山荘)に到着。
富士登山の画像
天気が良ければ山荘前から展望が得られるらしいが、相変わらずの霧と小雨で何も見えず。空いたベンチでで小休止。
 標高 2420mと言えば、富士宮口新五合目と同じ高さ。今まで1時間ちょい歩いた分を車で登ってしまうんだから向こうは楽だな !
今のところ高山病の気配なし。
富士登山の画像

新六合目~六合目(標高差 200m コースタイム 50分)
 10分休憩後、12時45分に六合目に向けて出発。ところどころに開けた砂礫地があるけど木々の緑も豊かで、高山植物も何種類か見られる。
 一人で歩き続けるのも退屈なので、持参したアマチュア無線機 YAESU VX-6 でラジオを聞く。この無線機はハンディ型トランシーバーながら広帯域受信機を内蔵しているのでAM・FMラジオの音声などを聞くことが出来る。また、グループ登山などでのアクシデントに役立つEAI(Emergency Automatic ID)機能などアマチュア無線機としての機能も充実しているので、山歩きには有ると便利だ
富士登山の画像

 森林限界を過ぎ展望が良くなった。天気が良いとこの辺りから相当の紫外線を浴びることになるが今日はその心配は要らない。が何も見えない。
 新六合目から30分ほどの13時15分に六合目(標高 2620m) 瀬戸館到着。
幸いなことに高山病の気配なし。
富士登山の画像

六合目~七合目(標高差 310m コースタイム 1時間10分)
 水分補給としばしの休憩後、13時30分瀬戸館を出発。
この標高になると登山道から背の高い樹木が消え、視界が大きく広がり霧も薄くなり山頂方向を望むことが出来る様になった。
 本六合目の山小屋跡(標高 2750m)で小休止。富士登山の足慣らしとして行った、奥多摩の本仁田山(ほにたさん)は登山口と山頂の標高差が約 800mなので、その時と同じ高さを登ったわけだ。空気が薄い気はするけどこっちの方が楽だな! でもまだ 1000m位あるんだよ、これが。
富士登山の画像

 本六合目を過ぎると勾配がきつくなりペースが落ち始め、14時15分に七合目(標高 2930m)大陽館へ到着。
小屋前の休憩スペースは満杯で、通路で立ったまま休憩する人も。小屋の入口には「予約なしでも泊まれます」と看板が出ていた。素泊まりで6,300円、2011年は10月15日まで営業するそうだ。
富士登山の画像

 大陽館では犬が2匹飼われていて、「口笛を吹くと出てくるよ」と聞いていたので吹いてみると・・・出てきた。
 ここ大陽館は陽館ではない。「てんでダメな小屋だ」と言われない様に、「太」ではなく「大」を使うそうだ。
 ここでは、20分ほど休憩をした。あまり早く登っても早く着きすぎてしまいそうなので、少し調整したつもりだった。
富士登山の画像

七合目~本七合目(標高差 270m コースタイム 50分)
 中休止をして14時35分出発。ここからは下山道と重なるところがあり、スピードに乗った下山者に突き飛ばされない様に登らないと成らない。
 霧も晴れてきて、登山道から下を見ると先ほど休憩した「大陽館」が見えた。利用者が少ないと言われる須走口だけど、思ったより登山者はいたね。
富士登山の画像

 15時15分に本七合目(標高 3200m)見晴館到着。見晴館の価格表には、カメラ1,000円とあるけどどんなカメラだろう。昔の使い捨てカメラかな。ついでに、フィルムもあるけど、ほかのものの値段に比べて安いな。だって、カップラーメンが600円だぜ。
 ここでも15分休憩して、15時30分出発。
富士登山の画像

本七合目~本八合目(標高差 150m コースタイム 60分)
 本七合目と本八合目の間に七合目江戸屋(下江戸屋)がある。須走口登山道と吉田口(スバルライン口)登山道はここで合流する。と言うことは、下る際はここで分かれることになり、間違えて別の五合目降りてしまうことが有るらしい。そのため分岐点には下山ルートを説明した注意喚起の看板がいくつか設置されている。
 見晴館から25分、15時55分に下江戸屋着。15分休憩し16時10分本八合目に向けて出発。 疲れたけど今日最後の区間、頑張りましょ~!!
富士登山の画像

富士山ホテル着
 午前11時30分から登り始め、16時40分本日の宿泊所 本八合目富士山ホテル に到着した。
チェックインし宿泊料金 8,400円(1泊2食/税込み)を支払うと寝床に案内された。ホテルとは言え山小屋なので、2段ベッドの半畳ほどが一人のスペースだ。
富士登山の画像
 山小屋では本館2階に通された。ここは2段ベッドに寝袋と毛布が敷かれていて、この部屋だけで50人くらい収容する様だ。「今晩は満員なので狭くなります」と言われたけど、時間が早いせいかまだ5人しか居ない。17時に夕食をいただいてから山小屋の外に出るとさすがに標高3,400m、気温も下がってきて急いでトレーナーを取りに戻った。もうすぐ日没だけれども山小屋前の登山道は山頂方面に向かう人が続く賑わいである。この日の日の入りは、19時01分。
 何もすることもないので早々にベッドに入り携帯電話付属のウオークマンで音楽を聴くことに。とりあえずは、聖子ちゃんから聞き始めたけど、すぐに寝てしまった。
 しばらくして周りの雑音で気がつくと30名位の団体客が到着したようで、時計を見るとまだ20時だ。ちょっと外の空気を吸おうと思いカメラ持参で屋外へ。さすがに寒い! 下界の夜景を撮ろうと思ったけど、雲の中に入ってしまい何も見えない。せっかく三脚持ってきたのに・・・。
 次に目が覚めたのは午前1時半過ぎ。山頂での御来光を目指す人たちが出発の準備をしている時だった。ご一行が出発した後に、通路反対側のベッドがほとんど空いたので、毛布を持ちそちらに引っ越し大の字で寝た。

須走口標高到着/出発
新五合目1,970m--:--/11:30
新六合目(長田山荘)2,420m12:35/12:45
六合目(瀬戸館)2,620m13:15/13:30
七合目(大陽館)2,930m14:15/14:35
本七合目(見晴館)3,200m15:15/15:30
八合目(江戸屋)3,270m15:55/16:10
本八合目 富士山ホテル3,350m16:35/--:--
歩行時間 3時間50分 休憩時間 1時間15分

富士登山のための足慣らしに


このページのTopへ

2日目へ
2012年の富士登山

Back gif