広島・四国 鉄道旅行伊予鉄道 |
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5月10日(火)
路面電車一日フリー + 坊ちゃん列車1回券
2日目は、松山市内に滞在し、伊予鉄道市内線 を中心に撮影しました。 中心部 大街道 のホテルの窓を開けると、眼下には路面電車が行き来しています。! = 大街道 ホテルより = |
ホテルを出てまず、松山市駅チケットセンター に寄り、1日乗車券(坊ちゃん列車1回券付)500円也を購入し、市内線と郊外線が平面交差をする 大手町 へ。カメラを構えるとすぐに通勤・通学客を乗せた 元京王帝都電鉄 5000系 がゆっくりとした速度で平面クロスを越えていきました。 = 大手町 = | |
続いて路面電車に乗り、JR松山駅前 を経由して、車庫のある 古町 へ向かいました。電車を降りるなり、高浜線を走る 元京王帝都電鉄 2010形 が入線。2両目はあとから5000形タイプの運転台を増設した車両です。 = 古町 = |
通勤時間も過ぎ、車庫には電車が帰庫しています。それにしても 5000系が多いな! オールドタイマー 300形は動いているのかな。 = 古町 = |
古町から市内線に乗り、住宅地の間を走る 城北線 へ。市内線には、城北線のほか城南線・大手町線などの線名が付けられていますが、車両は直通していますので、車内案内などには全く出てきません。 城北線は単線で、途中 古町、木屋町、鉄砲町 に交換設備があります。 左は、昭和32年製 モハ50形60号 右は、昭和28年製 モハ50形54号 = 木屋町 = |
同じく交換設備のある 鉄砲町。城北線は1日を通して 10分ヘッドですが、繁華街・中心部では複数の系統が走るため、2~5分ヘッドで、待っていると直ぐに来る。 左は、平成14年3月から走り始めた低床電車 2100形 右は、昭和26年製 モハ50形53号 = 鉄砲町 = |
道後温泉は、JR松山駅前、松山市駅 から直通がありますが、城北線からは 上一万 で乗り換えなければ成りません。 到着ホームに着いた電車は、乗客を降ろしたあと奥の引き上げ線に入り、右側でお客を乗せ出発していく。
左は、元京都市電のモハ2000形2002号(昭和39年製) |
昼 食
道後温泉~松山市駅 を走る 坊ちゃん列車 ですが、松山市駅には転車台がありません。さて、どうやって方転させてるのかというと・・・。 渡り線の中間に石敷きの部分があり、そこでSLを止め、車体下のジャッキを操作しSL全体を持ち上げます。浮いたところで、運転手さん2人がかりで機関車を押し回転させ、逆向きになったところでジャッキを戻す。この後、客車を手で押し機関車に連結させる、という手法を取っているのでした。 = 松山市駅 = |
蒸気機関車と言っても、街中で煙を吐くわけにもいかず、SLを模したディーゼル機関車で落着したそうです。そんなわけで、運転席にはノッチ、とブレーキが・・・!。 |
昭和35年、37年に製造された モハ50形62~69号 は、バスの車体製造工法による軽量全金属製で、車体側面のリブに特徴があります。 ここ公園前は、朝のロケハンで目を付けていたところで、光線具合の良くなる午後1時過ぎに訪れ、30分ほど撮影しました。 = 公園前 = |
モハ50形62~69号に続き、昭和38年から40年に製造された モハ50形70~78号 は、車体を在来工法に戻したため、特徴のある車体リブは無くなってしまった。 ここの道路は車の通行量も少なく、カブりもなく撮影できた。左へ行くと終点 道後温泉。 = 公園前 = |
松山市内で賑やかなのは、伊予鉄道 松山市駅 や 大街道(おおかいどう) 付近かな。そんなわけで、JR松山駅 は国鉄時代の匂いのするちょっと寂しい地上駅!。 高架も予定され、その際には市内電車もJR構内にも乗り入れる計画と聞きますが、完成目標は 2017年 とか。 = JR松山駅前 = |
伊予鉄道 市内線・郊外線撮影 |
伊予市駅 15:50 → 坊ちゃんエクスプレス(高速バス)→ 18:20 県庁通り(高松市内) |