広島・四国 鉄道旅行広島電鉄~瀬戸内海フェリー
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ゴールデンウイークの終わった 2005年5月9日(月)~11日(水)に広島・四国を回りました。 昨年の九州は車両に乗ることを重点に置いていましたが、今回は広島電鉄・伊予鉄道・岡山電軌の路面電車 や 伊予鉄道・高松琴平電鉄の鉄道線撮影を目的に出かけました。 旅程としては、東京(羽田)-空路-広島-フェリ-松山-高速バス-高松-JR瀬戸大橋線-岡山-空路-東京 を予定し、往復の航空便のみ予約を取りました。
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5月9日(月)
広島空港から市内(広島駅新幹線口)まではリムジンバスで約50分。便利なのは良いんですが、1,300円はちと高いナ。 広島駅前電停で1日乗車券を購入していると、目の前に宮島口行き 低床車両 5000形が来たので早速乗車。市内の路面区間を通り、午前の光線具合の良い宮島線へ乗り入れました。 5000形は、熊本市に続き2番目に登場した全低床車で、平成11年6月から「グリーンムーバ」の愛称で運行を開始しました。 = 高須駅 = |
撮影順序は異なりますが、形式順と言うことで 3950形を。平成9~10年に製造された3500形 はデザインが外注され、スタイルが丸みを帯びたものになり、カラーリングも変わりました。 広島港は高速船・フェリーからの乗客の利便性を考慮し、数年前にターミナル前まで延伸されました。写真の 3950形 は到着した電車ですが、方向幕はすでに変わっています。 = 広島港 = | |
平成2年~8年に製造された 3900形 は、全作3800形をベースに出力アップした車両で、サイドビューは 3800形 とほとんど同じです。 = 宮島線 = |
3800形 は、昭和62年~平成元年に製造された車両で、VVVFインバータ制御による交流電動機駆動や弾性車輪の採用などにより、省エネ、省力化、低騒音に寄与しています。 広電西広島は、路面線と宮島線の境になります。数年前に大改良され、大屋根で覆われた近代的な駅となりました。 = 広電西広島 = |
宮島線輸送力増強のため、昭和60年~61年に 2500形 を3連接車に改造した車両です。結構好きな車両なんですけど、なかなか来ないので撮影に手間取った。 = 広電西広島 = |
市内線・宮島線が1日中乗れて 600円
広島焼き で昼食
私が広電で一番好きな 3000形 は、西鉄北九州線から来た車両です。つりかけ式駆動装置で、唸りを上げながら市内を走る姿は、何とも言えません。 履歴が盛りだくさんで、ここに書けません。検索して下さいネ = 猿猴橋町 = |
元大阪市電の 900形 は、大阪市電時代に木造車や老朽化した車両の台車などを流用して製造された車両で、広電に来た14両はワンマン改造済みでした。 この914号は、旧番 2639号 1957年製造 1969年10月竣工 江波車庫所属。 右後ろにチラッと見えるのは、広島球場 = 原爆ドーム前~本川町 = |
350形353号 は、宮島線と市内線の直通対応車両として誕生した、広島電鉄のオリジナル車です。 竣工は 1958年3月ですが、当時は 850形と呼ばれていて、番号は 853号でした。 1971年5月に現在の形式に変更されています。千田車庫所属 = 土橋~小網町 = |
広島港 から 松山観光港 に向かうフェリー(石崎海運・瀬戸内海汽船)にはすでに2回乗っているので、今回は しまなみ街道 を経由する高速バスに乗ろうかとも考えましたが、良い時間のバスがなかったため今回もフェリーに乗船しました。このフェリーは途中 音頭ノ瀬戸 を通り、そこには 音頭大橋 が架けられています。小学生の頃に、この橋が出来たというニュースを見た記憶があり、ここを通るたびに思い出します。てなわけで、見た目にもずいぶんと古そうだなと・・・! |
都営浅草 05:54 →東京都交通局→ 06:14 泉岳寺 06:15 →京急 快特→ 羽田空港 06:32 |
羽田空港 07:20 → ANA981便 → 08:40 広島空港 08:50 → リムジンバス → 09:40 |
広島電鉄 市内線・宮島線 撮影 |
広島港(宇品) 16:55 → 瀬戸内海汽船 → 19:35 松山観光港 19:48 → 伊予鉄リムジンバス → 20:18 大街道 東横イン |
今回の宿泊も 東横イン。客室に LAN が入っているので、パソコンとLANケーブルを持って行くとその場でインターネットが出来ます。「そのためにわざわざパソコンを持参? 」と言うわけではなく、現在使用中の NIKON D70 が 600万画素 タイプのカメラで、ファイン サイズ大 で撮影すると、512MバイトのCFカードで146枚撮ることが出来ます。1日撮影し続けると 512Mバイトを使い切ることが多く、ホテルにチェックイン後、部屋でカメラからパソコンにダウンロードするために持ち歩いています。 また今回は、未使用の CD-ROM を持って行き、その場でコピーを取り保存する様にしました。 昔は松山観光港から市内(大街道)まで、バス・電車・路面電車 を乗り継いでいましたが、今では港から道後温泉まで リムジンバス が走っています。途中、JR駅、市駅、大街道 に停車するので、大変便利になりました。運賃は 550円 ですが、昔の乗り継ぎのことを考えると、安いかも知れません。 |
航空機は、往復ともANAこと全日本空輸のB767-300型 「富士山が見える様に」と右窓側席を予約したのですが、この日は横浜上空から内陸部に入り(ベイブリッジ確認)、気が付くと甲府盆地が見えていました。こういう航空路もあるのですね(^_^;) |