鉄道模型工作シリーズ
白色LEDで室内灯を点灯 その3
HO編
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■ サハシ165形 ■
 白色LEDで 室内灯を点灯させる その1で、KATO製165系の普通車に白色LEDの室内灯を付けましたが、その後サロ・サハシにも取り付けましたのでUPします。
 サハシは車両中央部にデッキがあり、そこに白色LEDを普通席方向とビュフェ方向に1個づつ取り付けました。電源はデッキ横にある業務用室内の床に穴を開け燐青銅線を差し込み取り、BD(ブリッジダイオード)で整流し基板に送っています。基板には定電流ダイオードと白色LED(Φ5mm)をハンダで固定し、室内ユニットの取り付け位置にボンドで固定します。業務用室の内部はボディを被せると見えなくなります。


加工の終わった車両に電気を流します

■ サロ165形 ■
続いて、KATOのサロ165形に白色LEDを取り付けてみました。今までの工作から、中央にLEDを置き両側に向かって発光させるより、両側から中央に向かって発光させる方が照明としての効果が高く得られることが判ったため、この車両から両側から発光させる方法で取り付けることにしました。
 電源供給の出来そうな場所(コードなどが隠せそうなところ)は、トイレ付近の車端部しかないためこの辺に加工をします。まず、車掌室内の床にドリルで穴を開け、燐青銅線を差し込みます。次に車掌室内の壁に基板の小片を貼り、これに床下から立ち上げた燐青銅線と屋根に給電するための燐青銅線をハンダ付けします。

屋根側の基板です。BDの左側に床からの給電接点が触れるようになります。これまでは定電流ダイオードで電流制限をしていましたが、この車両では抵抗(1kΩ)で電流制限をしています。
 トイレ側のLEDはそのまま基盤に取り付け室内を照らしますが、反対側のLEDには線材(白いコード)で屋根裏を通して送ります。

反対側の屋根には、基板の切片に白色LEDをハンダ付けしたものを取り付けます。
 座席にカバーを模して白色塗料を塗ったところ、照明がより効果的になりました。

この車両には導光板を使用しませんでしたが、問題なく綺麗に光ってくれます。

■ モハ165形 ■
白色LEDで 室内灯を点灯させる その1では、165系の基本3両ユニットにKATOから発売されているHO室内灯セット(品番:7-501)のパーツを使い白色室内灯を取り付けましたが、残りの1ユニットには室内灯パーツを使わず、上記サロ・サハシの要領で室内灯を取り付けました。
取り付けはモハから始めました。ボディと床下を分解後、さらに床下から室内ユニットを外します。上記製作では室内から出した燐青銅線を床板の集電板に接触させていましたが、走行中に燐青銅線がずれて集電不良になることがありましたので、ウエイトを兼ねている鉄板に被覆線を直接ハンダ付けすることにしました。
 鉄板の被覆線は床板の便所・洗面所に開けた穴から室内に上げてます。室内の通路上にはBDを半田付けした基板を接着してあり、そこに被覆線を半田付けします。基板には燐青銅線(Φ0.3mm)を半田付けし、屋根側の基板との接点とします。
屋根側の基板には減流抵抗(2個)と白色LED、反対側への被覆線を取り付けます。抵抗ではなく定電流ダイオードでもかまいません。減流抵抗に200Ωのものを使っており、完成後に電流を測定したところ、2個で 60mAになっていました。
 屋根にはBDの逃げ穴を開け、屋根裏に反対側への被覆線を通し、アルミの反射材を貼り付け完成となります。

反射材はキッチン用品として接着剤の付いたアルミ箔が売られていますが、厚みがあり使いにくいので、家庭用アルミ箔の裏に両面テープを貼り付け使用しています。
 165系のシートはアルミ枠で固定されていますので、これを真似てシートを銀色の塗料で縁取りしました。シートを縁取りすることにより、室内灯の効果がいっそう得られますので、ボディを分解したついでに色差しをすることをおすすめします。


★★★ 注 意 ★★★
この加工にはハンダごてを使いますので、電気工作の経験のある方にお勧めです。

★★★ 注 意 ★★★
定電流ダイオードは逆接続すると、整流ダイオードの順方向特性と類似した過大電流が流れ、素子が破壊されるおそれがありますので、逆接続しないよう注意してください。

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