年始早々大阪・奈良巡り |
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2019年の年越しはJRバス ドリーム号の中で迎えた 新年早々ではあるが大阪在住の友人と会うためとJR桜井線の105系と103系撮影のために、12月31日の東京駅発グランドリーム号で大阪へと向かった。
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■グランドリーム9号 |
当初は元旦の新幹線で行こうかと思っていたが、住吉大社参拝や大阪メトロの未乗区間乗車など課題が出てきたため前日の夜行バスで出発することにし、チケット発売開始から3~4日後にバスネットを見たところ、運良く9号の前方C席が1席空いていたのでその場で決済した。 満席の乗客を乗せたドリーム号は定時に東京駅を出発した。東京料金所を過ぎる頃に寝たらしく、新松田の付近で目が覚めた。空腹感もあり途中休憩の足柄SAで何か買おうと思っていたら「鮎沢PA20分休憩します」って鮎沢は何もないよね。 バスから降りたが自販機しかなく、寒かったのでさっさとバスに戻った。JRバスさん、足柄SAで止めて下さいよ!お願い!! |
その後、Google Map で新東名ではなく東名高速に入ったのを確認した頃に寝入り、ドライバー交代の三ヶ日停車中にウトウトし次に気が付いた時も停車中であった。またまたGoogle Map で確認すると、ドライバー休憩のため刈谷PAで停車している時だった。 バスは東海JCTから伊勢湾岸道へさらに新名神に入り、甲南SAで休憩となった。出発の際にドライバーから ・ここまで順調に来ている ・この先何もなければ定時(6時18分)に到着する との放送があった。 |
大阪に着いたのは定時(6時18分)より早い6時ちょうど。この日は大阪メトロ(2018年に大阪市交通局から民営化)で数カ所を廻る予定なので一日乗車券「エンジョイエコカード」(平日 800円、土日休 600円)購入し、まずは大阪メトロで未乗車(と思っていた)の長堀鶴見緑地線の長堀橋駅~大正駅間乗車のため御堂筋線で心斎橋駅へ。 御堂筋線も梅田駅や天王寺駅など乗降の多い駅は改良が進んでしまったけど、中間駅は開業当時の蛍光灯の釣り下がった大きなドーム型ホームで開放感を覚える。 さて未乗と思っていた心斎橋駅~大正間であるが、乗ってみると過去に乗ったことを思い出した。まあこれで、乗ったか乗っていないかのモヤモヤも晴れたので良いことにして、次のメトロ堺筋線に乗り入れる阪急電車を見に長堀鶴見緑地線で長堀橋駅まで折り返すことにする。 でもって、長堀橋駅で堺筋線ホームに行くと、来ましたよ阪急5300系が!
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堺筋線には5300系以外の車両も乗り入れてるけど、この5300系は私の好きな一世代前の阪急顔。既に廃車となっている東武鉄道2000型と似た顔、似たサイドビューではあるが、あちらは1961年(昭和36年)製造初年なので10年ほど先輩で非冷房。こちらは1972年(昭和47年)製造初年で当初から冷房搭載している。 |
この5414号は1975年(昭和50年)アルナ工機製造なので44年目の車両。昔の電車は製造銘板もちゃんと貼ってある。それに比べ今のシールは・・・ |
地下鉄を走る数少ない抵抗式電車だが、もう少しガンバッテもらいたい。次に行く時まで走っててね! |
天下茶屋から堺筋線で天神橋筋六丁目駅、谷町線に乗り換え大日駅まで。前回(相当前)にはモノレールは影も形も無かったけど、道路上はモノレールの駅で覆われてしまっていた。 大日駅から太子橋今市駅までふた駅戻り、今里筋線に乗り換え井高野駅を折り返し終点今里駅まで乗車し、千日前線で日本橋(にっぽんばし)駅へ。 地上に出て恵美須町まで歩き、阪堺電軌 恵美須町停留所から阪堺線で住吉停留所へ。住吉とは言わずと知れた住吉大社の前。あと 200m先には住吉鳥居前と言う停留所もあるが、電車撮影のためにひとつ手前で降りる。 |
さて、この寂れた通路は!そう数年前まで住吉停留所からひょろっと100mほど延びていた住吉公園停留所の跡。通路の向こうに1面2線の阪堺線の駅が有ったが、線路は剥がされ駐車場となっていた。
正月の住吉大社は初めてで、阪堺電軌の正月輸送が見たくて来たのだが、どうやら本格的な混雑となるのは午後からの様である。朝の9時前後はまだまだ空いていて、参拝のため境内に入っても待つことなく本殿の前まで行かれた。 |
予定ではここで11時頃まで撮影をして友人との待ち合わせ場所に向かうのであったが、旧型160形も午前中は走らない様だし、ちょっと早いが今宮のえべすさんに寄って道頓堀に向かうことにした。
おっと来ました久しぶりの道頓堀。グリコの電飾もLEDに変わったとのことでそれはまた夜見に来ることにして、時間つぶしに界隈を歩いてみることに。 |
戎橋からかに道楽、法善寺横町を通り法善寺(天龍山法善寺)と水掛不動尊と、どこも20数年ぶりに訪れたところだった。 |
その後、友人と会い飲み屋さんへ、2軒廻って外へ出ると暗くなっている上に雨がポツポツと。 この日のホテルは新大阪駅近くの東横インを予約しておいたけど、自宅出発前にホテルのHPを見ると日本橋 文楽劇場前に出来た新設ホテルが感謝価格として 3,950円(税込み)で、さらに空き室があると言うので急ぎ変更した。道頓堀から歩いて10分、近くて良かった! |
翌1月2日(水)は、日本橋からJR難波駅まで歩き、関西本線で王寺駅、和歌山線で高田へ出て、営団地下鉄千代田線103系1000番台からから関西へ転勤した105系のほか、正月限定で走る桜井線の103系を撮影・乗車することとした。 |
文楽劇場前のホテルから千日前通り(道路上は阪神高速15号堺線)を西へ進み、千日前デパート跡地の家電販売店を通り越す。 いやいやこの辺も20年ぶりなのだが、街並みはあまり変わっていない様な感じだ。 |
御堂筋の交差点から南を見るとは、南海難波駅が見える。
日本橋から15分も歩くとJR難波駅に着く、はずだが駅舎が見えない。
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地上時代の国鉄 湊町駅は繁華街の難波から歩いて数分のところだというのに裏寂れた駅だったが、今は賑やかな地下駅になり・・・と思ったけど、やはり寂しさ漂う駅だった。まあ、正月2日なのでしょうがないといえばそうなんだが。 |
走る電車はほとんどが近ナラ所属の221系とウグイス色201系。先頭部はあまり整形されておらず201系ファンの私には嬉しいのだが、側面は大幅に改造され見る影もない。車内も変わっていて、妻面の大きな窓だけが往年の201系を感じさせる。 |
ひと通り写した後に201系に乗車し天王寺駅へ。ここでは一昨年も撮影したけど決して撮影に適した場所ではない。 数本撮影してから各駅停車 奈良行きでロケハンを兼ねながらかぶりつきを敢行。高井田~三郷間の大和川が絡むあたりはいつ乗っても良いところだ。 |
和歌山線へ乗り換えのため王寺駅で下車。和歌山線電車まで時間があったので、留置線に停車中の117系や105系を撮影。愛しの117系こんな色に塗られちゃって・・・。 |
JR関西本線 王寺駅
王寺駅から和歌山線高田駅方面はJR難波発の221系快速でした。日中は30分に1本直通快速が入って、王寺駅~高田駅間を各駅に止まって運行している。近くを走る近鉄線対策かな。 |
高田駅は2面3線の構造で、この時は島ホームの3番線にJR難波からの221系快速が、2番線に万葉まほろば線(桜井線)奈良方面行きの105系、1番線に和歌山線の105系が停車していたが、時間帯により使用ホームが異なる様だ |
2番線の電車は桜井線奈良行きで通常は2両編成だが、正月輸送対策で2×2の4両編成で運行されている。そのため車両不足となり、下段の103系のお出ましと成ったわけだ。 |
クハ105-3の車内銘板。クハ103時代のを剥がした跡がある。
クハ105-3 の経歴
クハ103-1024 新製1971年3月30日汽車製造 松戸電車区 1971/3~1984/6 |
クハ105-3 奈良電車区 1984/6~1987/3 奈良運転所 1987/4~1997/8 和歌山電車区 1997/9~2008/6 日根野電車区 2008/7~ |
105系の妻面には日本国有鉄道の銘板が残っている。
要らなくなったら下さい!
JR和歌山線 高田駅
待つこと小一時間、ようやく来ました。正月三が日だけ万葉まほろば線 奈良~高田間を往復する103系4両編成。正面のステンレス製ガラス押さや側面の戸袋窓埋めなどを見ると、とても103系とは思えないのだが間違えなく103系だ。 |
1973.2.10 池袋電車区 新製配置 1974.3.15 高槻電車区へ転属 1983.3.5 日根野電車区へ転属 1985.3.14 奈良電車区へ転属 |
ということで、新製後1年あまり山手線を走った後、ATC高運車に追われる様に関西へ転出した車両だ。 車内写真を撮ろうと思ったけど結構混んでいたので諦め、運転台後ろにかぶりつき保線状況のあまり良くない桜井線を最高速度85km/hでカッ飛ぶ103系を堪能した。 |
奈良駅で103系からJR奈良線の205系に乗り継ぎ・・・、えっ奈良線に205系? そうなんです、日根野電車区から阪和線の205系4両編成が近ナラに転属してきて奈良線各駅停車として走っているのです。 午後は日本中のお稲荷さんの元締め伏見稲荷大社に詣出た。奈良から伏見までは快速が速いのだが、久しぶりの205系でゆっくり行くことにした。 |
JR奈良線 伏見駅を出ると3m幅道路を挟んですぐに鳥居があり伏見稲荷の参道となる。ガードマンが出て人の流れを整理しているが、参道が狭くさらにそこへ屋台が出店しているので人が流れない。 |
それでも一の鳥居から山門をくぐり本殿の前までは10分と掛からなかった。 ここ伏見稲荷の見所は本殿横から背後に鎮座する稲荷山(標高233m)の山頂一の峰(上社神蹟)まで続く千本鳥居だ。 |
一の峰への参道(登山道)には多くの参拝者の列が続き、帰りの新幹線の時間もあるので途中で引き返そうかとも思ったのだが一の峰まで登拝することにした。 参道にの途中には数件の茶屋が有り、小型の鳥居や供物もほかおでんやあま酒などを売っているが、どこも混雑していて休憩は出来なかった。 |
一の峰まで通常なら40分程度で行かれるらしいが途中の渋滞にも引っかかり、1時間10分ほど掛かってしまった。さらに、一の峰の末広大神の参拝も列が出来ていて15分くらい待つことになった。 |
一の峰の中腹から眺めた伏見と右手京都の街。 午前中は晴れていて新春らしい天気だったけど、午後からは雲が出てきて時折ポツポツと落ちてくること有った。なるほど変な雲が出ていたんだ。 |
京都駅に着くと、奈良線ホームに103系電車が停車していた。近ナラは車両不足になると103系が登場するそうで、もうしばらくは103系の活躍も見られそうだ。
久しぶりに小型の一眼レフを持ち出したんですけど、水平が上手く取れてないですね。次の遠征までには(何時だか判りません!)練習しておきます。 |
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