秩父鉄道・東武ローカル線
2005年8月15日
 久しぶりにローカル線の撮影に出かけました。今回は元国鉄165系や101系、都営三田線6000系が頑張る 秩父鉄道 と、つりかけ旧型車の残る 東武桐生線、佐野線 を回りました。この日は「降水確率50%」との天気予報がありましたが朝から晴天となり、心配した雨にも遭わず1日撮影出来たのは、日頃の行いの良さ・・・?

最初に、東北自動車道 羽生ICから近い、秩父鉄道 新郷~武州荒木 間 の田んぼの中に向かう。地図では住宅・工場などが見あたらない場合も、実際には住宅が新築されていたり、工場が拡張されていたりと撮影に向かない場合も多々ある。

秩父鉄道・東武ローカル線
5004ほか3連(元東京都交通局6000系)

ここは遠方に住宅があるものの、画角などを工夫すれば撮れそうなので、しばらく粘ってみることににした。

秩父鉄道・東武ローカル線
1202ほか3連(元国鉄101系)

画角を変えて、あぜ道を田んぼの中に入り、緑のジュータンと電車を組み合わせて。この頃から雲も切れ、撮影条件も良くなってきた。

秩父鉄道・東武ローカル線

秩父鉄道・東武ローカル線

秩父鉄道・東武ローカル線
 元国鉄急行用165系は、秩父鉄道に移っても 急行「秩父路」として活躍。前面貫通扉やヘッド・テールライトの角形化、2パンタ化など工事を受けていますが、原型は保たれている方だと思う。

 「秩父路」撮影のあと、田んぼを離れて一路長瀞まで。 途中、専用線との分岐駅 武川 に寄り、デキを数枚。雲が切れると急に暑くなり、荒川の河床に到着したときにはすでに34~5度か!そう、この荒川は東京の下町を流れる荒川の上流となる。ここからボートに乗っていけば自宅に着くはずだが・・・。

秩父鉄道・東武ローカル線
荒川橋梁を渡る5000系

前週にはSLに障害が発生し、デキ201型が牽引した パレオエクスプレス だが、この日は元気に12系客車を4両牽引。後補機はありませんでした。
 この長瀞渓谷を横断する荒川橋梁は 親鼻鉄橋(おやはなてっきょう)とも呼ばれている。

秩父鉄道・東武ローカル線

このページのTopへ

 SL撮影のあと熊谷まで戻り、妻沼街道を北上し太田へ。旧型電車の残る東武桐生線の太田~三枚橋間 でつりかけ電車を狙う。
 まもなく2両編成を2本連結した4両編成が通過していった。
秩父鉄道・東武ローカル線
5552+5652-5554+5654 2連2本連結

 浅草から 伊勢崎線 を走ってきた 特急りょうもう は、太田から 伊勢崎線 を離れて桐生線に入り赤城まで。本来なら順光となる線路の反対側からとりたいところだが、そちらには線路脇に柵があり仕方なく北側から

秩父鉄道・東武ローカル線

 太田から足利を通り、R293号線で東武佐野線 葛生駅へ。葛生駅直前の 第三秋山川橋梁 で旧型車が来るのを待つ。
 最初に橋梁西側から 5153ほか4連 を撮影したが、背景の住宅が気になり東側へ。
 

秩父鉄道・東武ローカル線
5154ほか4連

 最後の最後に来たのが、通勤車版1800系(元りょうもう号)。4両編成に短縮の上、座席の一部を撤去して収容乗客数を増やした。現在3編成在籍するが、850系の増備状況によっては廃車の可能性もある。

秩父鉄道・東武ローカル線
1811ほか4連

このページのTopへ


Copylight(C) 2010,Hajime Osawa,All Rights Reserved.